2010年12月23日木曜日

解説

12/26 Studio Gig Set List解説

1.Don't talk~話さないでください
最近のギグのオープニング曲。というより、儀式。この一曲で満場のオーディエンスを黙らせ、こっちのペースに引き込む。案の定毎回ドン引き(笑)中盤のピッチシフトペダルとコントローラーのスイッチングのみによる演奏は、世界初。

2.The dirty bathroom of my girlfriend's house~彼女の家の汚い風呂
ボサノバ。CメジャーとAマイナーをループさせる…と見せかけて、実はAマイナーの部分は、GメジャーKeyという、トリック。

3.The hope~希望
Am7とFM7というコードによる、ドラマティックな曲。絶望の淵から見える、希望の光。

4.The seventh floor
7月7日の朝7時に、愛していた両親と妹を惨殺し、自宅であるマンションの7階から飛び降りて自殺する、薬物依存症の少年の話。つくった(笑)
決して行ってはいけない世界のコードをループさせ、奇妙な音階をいくつか使って演奏する。

5.Mooving nozzle
男性性器。

6.中国的緑的青蛙団~The green frogs in china
中国的な音。最初は一匹だった蛙が 徐々に増えていき、地面一面に広がって、全員で跳ねる様を音にした。ごく稀に「リンゴ追分」をプレイ。

7.Infinity
実は25年前の曲。ギグで生演奏をしていた。「無限性」というタイトルとは裏腹に、この曲で表現しているのは「万物の死」。中盤ラストの きらびやかな教会の鐘の様な「永遠」を思わせるループは、実は「フィナーレ」。
そして静かにスイッチを切って、全てが終わる。
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